くにがみ球場は、2006年の春から、ファイターズのファームの選手さんたちのキャンプ地となりました。
名護から、車で、およそ40分。
海岸沿いの一本道を、北上していくと、その球場にたどり着きます。
名護からバスに乗って、球場に向かう人のために、球場の入り口にはバスの時間表が貼ってありました。
バスの停留所からは、20分くらい歩くそうです・・(地元の方が言ってました)
バスの便も、都会のように本数が多い訳でもありませんから、やはり、レンタカー移動するのが良いかと思います。
球場の外観はこんな感じ。
この球場は、障害者の方のトイレがありました。
球場の三塁側が海。
一塁側は山。という風景の中にあります。
内野やネット裏はこういう感じです。
この日、ファイターズの紅白戦が行われるため、村の方達が朝からこうやって椅子を拭いておられました。
新聞によると、村の人口が5700人だそうです。
紅白戦の行われたこの日だけでも、ハムのキャンプによって、村に活気が訪れたかな・・?
こちらはサブグランド。
投手陣が練習します。
綿菓子の屋台を発見!
派手なピンク色が懐かしい・・・。
ここでは、たこ焼きや温かいコーヒーなど売られていました。
普段は、何もありません。
おそらく、紅白戦の日だけ、こういう屋台が出来るのでしょう・・。
球場に入ると、くじ引きの券をもらいました。
私は、No2でした・・。
しかし、一緒にいた娘が気を効かせて交換してくれたので、No1の券をゲット。
何かいい商品が当たるといいのになぁ〜と、思いましたが、結局は外れでした。
なお商品には、選手のサインとかお酒とか・・。
そんな感じのものがありました。
で、観客の数ですが、いい感じで埋まっていたと思います。北海道からのツアーの人が大半を占めていましたね・・。
でも、試合開始の時刻になると、ちょっとずつ村の人達も集まってきました。
沖縄のオジィたち。
ノリノリでした。
最初、何語を喋っているのか分かりませんでしたが、だんだん分かってきました。
熱く野球談義をしていました。
おじぃちゃんたちは、とても仲が良かったです。
試合後、ストレッチをサブグランドで行っていた新庄さんが、サイン会を始めました。
そして、小笠原選手。
こちらも自分の出番の後、マシン相手に打撃練習をしていました。
真後ろから、その光景が見れました。一塁側に、このゾーンがあります。
見ていただくと分かるように、ネクストバッターズサークルの辺りから、芝生席になっています。外野も芝生席です。
グランドと近く、目線も高く見下ろす感じじゃないところがいいと思いました。
練習後、ファームの選手さんは、自販機で飲み物を買っていました。
出待ちしていた人が、サインをもらったり写真撮影をしていました。
ところで、この球場で初めてホームランを打ったプロ野球選手は、新庄剛志サンなんですよね・・。
本人もゴキゲンだったそうです。
何でも一番が好きなんだなぁ…。
で、その翌日、新聞の記事の切り抜きが貼ってありました。
どの会社の記事か・・忘れたけど、多分、日刊だったような気がします。
http://www.kita-nikkan.co.jp/fighters/nh06021901_1.htmより
これが今季から2軍の2次キャンプ地となった、昨年11月6日開場のくにがみ野球場の記念すべき「1号本塁打」。新庄はベンチに戻ると「第1号は(賞金)100万円?」と、はしゃぎまくった。
この記念弾も“新庄マジック”がなせる業だった。実は今年1月11日、辺土名(へんとな)高の選手とOBのイベント試合で、OBの1人が左越え本塁打を放っている。だが球場関係者は口々に「球場に『はく』を付けるためにもこれが1号です。公の試合は初なんですから」と力説。上原康作(やすなり)村長(66)も「第1号です。やっぱりスター。寒村を元気にしてくれた」と後押しした。同村長は本塁打の着弾場所に、記念碑を立てる計画を示唆するなどノリノリ。ちょっと強引? だが、何はともあれド派手に飾った。
ホームラン!
くにがみで、初めてのプロ野球選手のホームランです。
多分、本人も、狙っていたんでしょうね…。
この後、ホームランを打ちました。
気合充分の表情です。
村の人達も、コーフンしたことでしょう。
私も、嬉しかったです。
いいタイミングで見れました。
なお、紅白戦の日は、観客も大勢いましたが、いつもは、くにがみ球場の練習を見学する人も少なくて…。
5〜6人ほどしかいないそうなんですよ。
ブルペンも見学しやすいし、ネット裏も見易いですし・・。
芝生席では寝転がれますし・・。
いい球場だと思いますよ。
ここに来れば、こんなにカッコいい選手さんも近くで見れます。
鵜久森選手。
一押しの選手さんです。
みなさん、ウグを見るためだけでも、来る価値ありですよ。
来て良かったなぁと思いました。